| 我々のカラダを家に例えるならアミノ酸は建築材だ。つまりアミノ酸に |
| よってカラダは作られていると言って過言ではない。カラダの主要部分を |
| 作っているのはタンパク質だが、このタンパク質を作っているのは実は |
| 20種類に及ぶアミノ酸なのだ。そして「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」 |
| と呼ばれる二つのグループに分けられている。 |
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| アミノ酸が複雑に合成されて、髪の毛になったり内蔵になったりして |
| いっているのだ。そして『酵素』もタンパク質でできている。これらのカラダ |
| 各部位における設計図はDNA(遺伝子)と言われ、タンパク質でできて |
| おり、もちろんアミノ酸から合成される。 |
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| そもそも生命誕生のきっかけはアミノ酸だったと言われるくらいだ。 |
| 人間はアミノ酸を食べて、アミノ酸でカラダを作っていることになる。 |
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| しかし『酵素』が不足するとアミノ酸は目一杯働けない。元気なアミノ酸 |
| を生成できるかどうかも『酵素』の力にかかってくる。例えば200種類 |
| くらいに分類できるタンパク質分解酵素は、それぞれがタンパク質の違う |
| 場所で結合を切断し、アミノ酸へと分解していく。こうやって分解された |
| アミノ酸はカラダ作りのために使われるのだが、 |
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| その時にも「代謝酵素」が活躍する。 |
| ややこしい話だが、いったん分解されたアミノ酸はこの |
| 「代謝酵素」によってまたカラダのさまざまな部位を作る |
| タンパク質に作りなおされるのです。 |
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| しかし『酵素』は加齢とともに減少するもので、69歳以上の人は若い人 |
| の30分の1しか消化酵素が分泌されないという研究報告もある。食べ物 |
| を分解する酵素が少なくなれば、必然的に生成されるアミノ酸も少なくなる。 |
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| すると新陳代謝が悪くなり、疲労感、脂肪蓄積、肌あれなどの諸症状 |
| が発生。その上筋力も弱まるので内臓の動きもにぶくなり |
| 内蔵機能が衰えてしまうのです。 |
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| アミノ酸に最初に目をつけたのはスポーツ選手たちだった。アミノ酸には |
| アスリートたちが求めてやまない疲れ知らずのカラダや筋肉増強を実感さ |
| せてくれるパワーがある。 |
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| 肉体疲労は筋肉や血液中に「乳酸」がたまることで生じる。運動を始める |
| と自動車で言えばエンジンの働きにあたる「TCA回路」が働き、ガソリン |
| にあたるエネルギー源は食べ物から摂った糖質や脂質が分解したもの。 |
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| しかし「TCA回路」に入りきれない一部の糖質や脂質が「乳酸」に変わる。 |
| 人間はこの乳酸が大量に発生すると、カラダが酸化してしまい疲労を |
| 感じるシステムになっているのだ。酸性化したカラダは悪いことに、 |
| 新陳代謝も落とし、酵素の働きそのものも、にぶらせる。おかげでますます |
| カラダが重くなるわけです。 |
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| しかしここで直接アミノ酸を補給しておけば、直接エネルギーとして使え |
| るので乳酸がほとんど発生しないで、スタミナが持続する結果になる。また |
| 脂肪を分解する酵素「リパーゼ」というのがあるが、これは「アルギニン」 |
| 「リジン」「プロリン」「アラニン」の4つのアミノ酸により活性化 |
| する性質を持つ。このことが脂肪燃焼を助けているということで、 |
| アミノ酸がダイエットに良いとされています。 |
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| このようにひとつの『酵素』で考えるよりもアミノ酸との相乗効果を考え |
| て摂取した方が効果的と言える。ほかにもアミノ酸には「美肌効果」 |
| 「免疫力アップ」「老化防止」「脳活性化」などの効果が期待できる。 |
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| 近年個々のアミノ酸に対する研究が進んでおり、ますます『酵素』との |
| 関係の深さが判明してきた。昨今のアミノ酸ブームは少し『酵素』を置き去 |
| りにした感があり残念だが、研究が進むにつれもっと解明されていくだろう。 |